14年連続「住みたい国」世界No.1

日本は今、人口減少、少子高齢化、財政赤字、年金問題、産業の空洞化、大震災の可能性など、解消の目途が立たない様々な課題に直面しています。税金や社会保障費の負担が年々重くなり、社会的な閉塞感も増すしてきていることから、日本を脱出し、海外に移住することを真剣に検討する人は着実に増加してきています。

そうした中、日本人の移住先として人気を集めているのがマレーシアです。マレーシアは、財団法人ロングステイ財団の調査において、オーストラリアやハワイといった人気地域を抑え、 14年連続(2006~2019年)で日本人が住みたい国「世界No.1」に選ばれています。マレーシアへの移住人気を示すデータは他にもあり、最長5年間有効(更新可)となるマレーシアの長期滞在ビザ(MM2H)の日本人取得件数は、制度が始まった2002年から~2018年6月までの累計で4,618件と、国別ランキングで中国に次ぐ2位を誇っています。

■海外ロングステイ希望先 海外ロングステイ希望先
出所:財団法人ロングステイ財団

マレーシアが選ばれる最大の理由のひとつは、“日本よりも安い生活費(物価は約1/3)で、日本より高い生活水準を享受できる”ことでしょう。この他、多民族国家で外国人を受け入れやすい土壌、世界有数の親日国家、一年中常夏で過ごしやすい、衛生的で治安が良い、英語が通じる、医療水準が高く日本語対応可能な病院が多い、花粉症がない、地震などの天災がほぼない、他国と比べて長期滞在ビザ取得のハードルが低い、プール・ジム付の高級コンドミニアムを安価に購入できるといったことも、人気を後押ししていると考えられます。

また、マレーシアには住民税や相続税・贈与税などがないため、税制面において日本より有利です。例えば、日本とマレーシアは租税条約を締結していることから、マレーシアに“税法上の居住者”としてお住まいの方に支払われる年金は日本で課税されませんが、マレーシアの税法でも年金は原則非課税であるため、双方の国から課税されないという、大きなメリットを享受できます。年金の受取指定口座をマレーシアの銀行に設定することも可能です。

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