マレーシア不動産所有の目的・利点

キャピタルゲイン(不動産の値上がり益)を狙う

マレーシア不動産には、建設着工前の先行販売(プレセール)開始後、建設工事の進捗に伴い、徐々に販売価格が上昇するという特徴があります。一般的に、初期の先行販売時点から竣工までに20~30%程度、価格が上昇する傾向にあるため、この“竣工プレミアム”を狙うのが最もポピュラーなマレーシア不動産の投資手法となっています。

出来るだけ早い段階において、信頼できる大手デベロッパーが開発を手掛ける好立地・好条件の物件を先行購入すれば、キャピタルゲインはより大きく、狙いやすくなります。周辺の不動産価格の上昇が見込まれる新路線工事や都市再開発計画など、大規模プロジェクトを事前に把握することも重要なポイントといえるでしょう。

海外不動産 マレーシア住宅価格指数

目覚ましい経済成長、人口増加が続く中、首都クアラルンプールの住宅価格指数はマレーシア全体を上回るペースで上昇しています。2020年までにクアラルンプール首都圏の居住人口は現在比65%増の1,000万人にまで増加するとマレーシア政府は予想しており、人口増加・都市集中化によって首都圏に多くの住宅需要が生まれることが見込まれています。

人口増加などの実需拡大に加え、海外から投資マネーが続々と流入し始めているため、クアラルンプールでは中古物件でも大きく値下がりする可能性が低いだけでなく、立地や条件次第で値上がりする物件も多くあることから、景気減速や外部要因によって下落した局面は、長期的に見て押し目買いの好機と考えることもできます。

インカムゲイン(賃貸収入)を狙う

クアラルンプールでコンドミニアムを賃貸に出す場合の平均グロス利回りは、4.4%(2024年)とアジアの中でも良好な水準にあります。将来居住する予定であったり、いずれ売却してキャピタルゲインを狙う場合であっても、当面居住の予定がないのであれば当該期間中、購入物件を賃貸に出してインカムゲインを狙う方法が有効です。

日本では借地借家法の影響で賃料を引き上げるのは容易ではありませんが、マレーシアの賃貸契約は日本の定期借地権のような形態であるため、数年ごとに賃料の見直しがしやすく、立ち退き問題もほとんどありません。

海外不動産 賃貸利回り比較のグラフ

セカンドハウスとして利用、緊急時の避難場所としても

マレーシアはビザ不要で最大3ヵ月連続して滞在することが出来るため、海外生活を楽しむためのセカンドハウス、別荘としての利用価値が大変高いと言えます。郊外には東南アジア有数のハブ空港であるクアラルンプール国際空港があるため、クアラルンプールのコンドミニアムを主な滞在拠点としながらアジア各国を巡るという活用もしやすいでしょう。

子供に英語や国際的な文化を学ばせたい場合、インターナショナルスクールの学費や物価が日本などより格段に安いマレーシアに語学留学させるのは有効な方法ですが、マレーシアに滞在拠点があれば様々な支援がスムーズに行えます。会社や自身の海外オフィス・出張所としても活用できます。

また近年は、自然災害や地政学上のリスクなどを見据えて、万が一の時の避難先として海外に長期滞在拠点を確保しておこうとする富裕層の動きも表面化してきています。通常時はレジャーや仕事、有事には避難先として活用できるマレーシア不動産は、資産を分散させるリスクヘッジの手段としても有益です。

マレーシア不動産 セカンドハウス、別荘としての利用価値が高い コンドのプール施設 マレーシアのリゾートビーチ

移住先として利用、充実したライフスタイルを実現

マレーシアは利便性と豊かな自然を併せ持ち、地震や台風などといった天災とも無縁という住み心地の住みやすさに加え、物価水準も日本の1/2~1/3程度と抑制されていることから、日本人の住みたい国として15年連続で世界No.1に選ばれています。

コンドミニアムの購入に億単位の費用が必要となるシンガポールや香港などと比較して、同レベルの高級物件を格安で購入できることも重要なポイントで、日本人がセカンドライフを謳歌する場所としては大変魅力的な条件を備えています。

マレーシア政府は国策として海外からの移住者の受け入れを推進しているため、外国人の長期滞在ビザであるマレーシア・マイ・セカンドホーム(MM2H)が比較的簡単に取得できます。5~20年間有効で、年間何日でもクアラルンプールに滞在することが可能となるほか、税制面などでのメリットを享受できます。

高級住宅地モントキアラ地区の景観 マレーシア不動産 高級コンドの落ち着いた住空間

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